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ホームページをリニューアルすると、検索順位は落ちてしまうのか?

こんにちは。ワード社のブログ担当、ヤッチです。

さて、自社ホームページも運営して数年経つとデザインが古く感じられたり、新しい機能を追加したくなったりしますよね。

小さな部分をコツコツ改修していくことも大切ですが、複数の課題が同時に存在する場合は、全面リニューアルをしてしまった方が早く解決できることの方が多いでしょう。

とはいえ、その際に気になるのが「今まで積み上げてきた検索順位の評価に悪い影響がでるのではないか」ということではないでしょうか。

今回はホームページのリニューアルがGoogleの検索順位に影響を与えることがあるのかどうかについて解説したいと思います。

・ドメインを変えてリニューアルした場合

何らかの理由でドメインそのものを変更してしまった場合は、新しいホームページに適用される評価もリセットされますので、多大な影響があるでしょう。

自社名で検索しても、数週間は検索結果にまったく表示されないということもあり得ます。

SEOにおいてはドメイン取得からの経過年数が大きな意味を持ちます。同じ評価のサイトであれば、古くからあるドメインを保持している方が圧倒的に有利になります。

・コンテンツを減らしてリニューアルした場合

ドメインは同じでも掲載しているコンテンツ量を減らしてしまった場合は、削ったコンテンツに価値があってアクセスを集めていた場合は、サイト全体の流入数に負の影響が出る可能性が高くなります。

もちろん、会社名での検索だけなら(いままで表示されていたのであれば)変わらず検索結果に出てくる場合が多いでしょう。

※Googleアナリティクスなどを使用して、人気のあるページのコンテンツはできるだけ新しいホームページにも移設することが大切です

・ドメイン、コンテンツはそのままでデザインだけリニューアル

では、ドメインはそのままでコンテンツもそのままであった場合はどうなのでしょう。

これには明確な答えを持っているわけではありませんが、私たちは「ある程度の影響は出る」と考えています。

実は、弊社のホームページを今年1月にデザインリニューアルしました。

複合要因も考えられるので断言はできませんが、それまで「岡山 ホームページ制作」で1位を獲得していましたが、現在は6位まで順位を落としています。

コンテンツの内容はほぼ同じにも関わらず、です。

こちらのGooogleサーチコンソールの画面を見てください。

リニューアル後のインデックス未登録数

先日のブログで紹介した「カバレッジ→検出-インデックス未登録」の項目です。

リニューアルを行った1月19日を境に大きく未登録ページが増えており、その後緩やかに減少しています。

これはGoogleの検索結果に表示されないページが増え、時間が経ってから少しずつ表示されはじめていることを意味します。

リニューアルにあたってドメイン周りの小さなトラブルが起きたりもしたので、サイト全体の評価が下がったことも考えられますが、1日に52ページもが未登録にされるという結果になっています。

とはいえ、その後は順調に回復しているので、これは一時的なものでいずれは元に戻るとも言えるでしょう。

・まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

Googleの評価基準にはまだまだ謎が多いので断定できるものでもないですが、これもひとつのケースとしてとらえていただければ幸いです。

全面リニューアルを行った場合は2~3か月程度は全体の流入数に影響が出る可能性もありそうですね。

個人的には、その数か月間が我慢できないために現状あるホームページの課題を解決しないという選択肢はないのではないかと考えます。

できることなら、サイトへの流入数が多少減ったとしても業務に影響が出ない時期にリニューアルすることをおすすめします。

ではでは。